大切な人がいるこの場所で

“夢を見ていたよ 君と同じ夢 君と過ごした何気ない日々の中で・・・” 振り返れば、僕はいつも、ただひたすら自分の推しのことだけを考えていた。 推しが笑顔でいることが何よりも大事だったし、好き勝手名前を叫んだり、 その娘自身について話している時間こそ自分にとって楽しさがあった。 アイドルグループにありがちな…