Critical Path

限界工程

抱きしめたい君の過去 抱きしめたい君への夢

ちょうど、2年前の秋のことだった。
秋葉原の地下ライブ会場でとあるアイドルグループを初めて見たのは。
いかにもライブ向きの楽曲、いい意味で荒々しく不安定な現場のテンションが好感触で通うようになるまで時間はかからなかった。

それからは、何人もの女の子がティアラを着けては外すのを見てきた。
最高の楽曲と最高のリーダーを擁しながらもなかなか波に乗り切れなかったグループも昨夏のメジャーデビューを機に落ち着いた。
そして、彼女たちの妹分となるグループが生まれ、 放プリユース と名付けられた。

リーダーは長澤茉里奈。2年前のあの日、初対面なのに誰より気さくで馴れ馴れしかったあの“まりちゅう”。
休演、降格、謹慎、裏方への転身、復帰、グラビアデビュー、ミスidでの快進撃。
波乱万丈のアイドル人生をサヴァイブする彼女に率いられたグループを応援する日が来るとは…。
関根ささら、神谷愛理、泉美桜。と高水準の容姿を揃えたメンバーがそれに続く。


そして・・・


小島まゆみ。

いま、わたしを最も興奮させるアイドルの名前である。

彼女のことを知ったのはこれまた不純で、
たまたまコンビニで成人誌を立ち読みしようとした時
目に入って表紙買いしたことがきっかけだった。
彼女が好きなアイドルグループのメンバーになって、好きな曲を歌って踊るようになる…。
自分の中に眠っていた“何か”が目覚めた瞬間だった。


10月12日はその放プリユースの初ワンマンライブとなる不定期公演の日だった。
会場は慣れ親しんだ渋谷RUIDO K2。前売りも完売し、多くのヲタが集まった。

1曲目は『おはよう』
候補生の曲として聞き続けてきた曲。
推しではないけどまりちゅうが歌う「君と同じ場所 同じ時間を分け合う この奇跡」にはグッときた。

衣装替えして『アツナツ』
アツい恋もナツい恋も上書き出来る人にまた出会えた…(14ヶ月ぶり5人目くらい)

『放送部プリーズ』『Smlie×3』と個人的1,2の曲が続く。
楽しい。楽しさしかない。

そして『バカだね』
これだよ。これこれ。俺が求めていたものは。
好きな女の子の名前を大声で叫ぶ。やっぱりアイドルヲタクはこうでなくちゃ。

アンコールは『ジュリエット
この曲はいつだって僕にどこまでも飛んでいけそうな翼を与えてくれる。



「君のためなら何故こんなに頑張れるの?」

それは、好きだから。
アイドルが好きだから。
放プリの楽曲が好きだから。
放プリのライブが好きだから。
放プリユースが好きだから。

そして、小島まゆみのことが好きだから。



グラビアアイドルとしても有望だったけど
彼女の甘い声、笑顔、真面目な性格、清楚なルックス
・・・時折見せる子供っぽい一面のギャップは
ステージに立つアイドルにとして向いていると思う。

水着の面積が大きくなることに一抹の寂しさを感じながらも
それに比例していくであろう彼女の明るい未来に期待せずにはいられない。

これからも好きな理由は100と言わずに無限に増えていくだろう。
やっと見つけたプリンセス、もう君を離しはしない。