Critical Path

限界工程

最強コアNINE9'搭載

インターネットの流行に便乗して #私を構成する9枚 をやってみた。
ここで面白いのは「構成する」というフレーズ。
単に好きな曲を9曲選ぶわけではなく、音楽的に好みな名盤であっても
自分を構成する1枚かと問われると意外と難しかったり。
それぞれの人としてのバックボーンが浮かび上がってきてなかなか面白い企画だなと感心してしまった。

Gya0Sのチョイスおよび解説はこちら
f:id:Gyaoon:20160127015647p:plain

SUPER BEST/THE BLUE HEARTS

初めてブルーハーツに触れたのは小3の時だったと思う。
中学生の従兄弟に聞かされた「TRAIN-TRAIN」数年後ハイロウズの「青春」
きっとこの2曲が無かったら今の自分という人間は存在してなかったと思う。
個人的にはハイロウズ時代が一番楽曲的に好きなんだけど、やっぱりこの1枚との出会いは外せない。

LOVEppears/浜崎あゆみ

小中高とずっと聴いてたのがAyu
家族みんな好きでローティーンの頃は毎年a-nataionや野外ライブに行ってた。
初期の代表曲を詰め込んだ1枚でもあるし、やっぱり最後が「Who...」で終わるってのが
ライブっぽくて、もう最高オブ最高。

THE SHORT HAND〜SINGLES COLLECTION〜/SOPHIA

SOPHIAもキッズの頃ずっと聴いてた。
これはシングルコレクションだから当然捨て曲は無いんだけど、
ゴキゲン鳥→黒いブーツ→ビューティフルのファンキーな流れが「らしさ」に溢れてて本当好き。
松岡充もよくありがちな音楽は天才だけど、笑いのセンスが全く感じられない関西人って感じで好きだった。
僕が高校入学直後に好きになった後ろの席の女の子が同じサッカー部の松岡充似の超イケメンと付き合ったことは関係ありません。

現実逃走記/ジャパハリネット

中学の時がちょうど青春パンクブーム全盛期だったので星の数ほどのバンドを聞いた。
実際はジャパハリより「さくらの唄」の方が聴いてるんだろうけど、自分に近いダサさって意味ではこっちかな。
彼らの全盛期の一枚だし、哀愁交差点でMステ出た時は衝撃的だった記憶が。
千葉のクソ田舎の中学生だった時から、いつか東京に出た時、地元のこと考えながらジャパハリを聞いたらどんな気分だろうな…
と思っていたので、大人になって改めて聴くとまたエモい。

卒業アルバム/ガガガSP

#私を構成する1枚
ガガガの中で一番好きな1枚では無いけど、
初めて買ったガガガのアルバムで
それから半生をこのめちゃくちゃダサくて、いい歳して何の捻りも無くバカ正直に叫ぶしかできないバンドと共に過ごしてると考えると間違いなく唯一無二のアルバム。

twitter.com

RIOT GIRL/平野綾

過小評価されているけど、間違いなくアイドル声優史に残る不滅の名盤。
早く「明日のプリズム」をカバーするアイドルが出てきてほしい。
この時代を光の速さで駆け抜けた彼女がいたことを忘れてはいけない。
僕らはみんな涼宮ハルヒが大好きだった・・・
名は体を表すの言葉通りの表題曲も洒落が効いてて良い。

Little Non THE BEST/Little Non

不世出のアニソンバンド。
特に何かに秀でているわけではないけど、電波ソングやバンドサウンドという枠に収まりきらない独自の音楽性が好きだった。
楽しむということに関してはヲタクとしてのルーツの1つ。

青春リアリティ/ディアステージアイドル部

アイドルヲタとしても声豚としても中途半端な立ち位置にいた僕に転機が訪れたのは3.11以降の日々だった。
声優現場が軒並み中止になり、暇を持て余していた時に休まず行われていたのが秋葉原の裏路地の怪しいメイドカフェでのライブ。
そこで知ったこの曲が僕をアイドルへと走らせた。生で聞けたのは3回くらいだけど、ライブアイドルとヲタのメタが多分に含まれた歌詞…
「青春にリハーサルなんてないよ」は、ヲタ活においていつも胸に刻んでる至極の名フレーズ。

絶対!Love magic/キラキラ☆ホリデー(e-street ver.) / iDOL Street ストリート生

アイドルの曲でも
チャンスの順番」「Everyday、カチューシャ」「MAX!乙女心
「Cheeky dreamer」「夢に向かって…」「ジュリエット-君を好きな100の理由-」・・・だったり、本当に好きな曲はいっぱいあるんだけど、
地下アイドルとの距離感、好きなアイドルの名前を大声で叫ぶこと、ライブを見て毎回握手すること、ガチ恋して自分を酔わせていくこと。
大事なことは全てこの2曲から学んだし、自分というキャラクターが確立された1枚なのは間違いない。