Critical Path

限界工程

もうなんにも失いたくはないけれど なにができるかな

メメント・モリ」という言葉をご存知だろうか。
ラテン語で「死を忘れるな」という意味のこの言葉。
死を忘れないことが今を生きるということ。一回一回の"Live"の中に生き続けること。そんなことを思いながらもう何年もヲタクを続けてきた。

2017年もまた多くの夢が潰えた。
僕を“現場”に駆り立てたスフィアは活動休止し、前島亜美はアイドルを辞め、Cheeky paradeも大きく形を変えた。Tokyo Cheer② Partyも解散した。

放課後プリンセスは今日も歌う。
「制服シンデレラ いつかは死んでしまう だから12時の鐘が鳴り終わるまで…」と。

繰り返す諸行無常の中で今日も何処かで終わりを告げる鐘が鳴る。
夢幻泡影の世の中でそれでも今日も僕らは刹那に夢を見出そうとする。

当たり前のように毎日が過ぎていく。当たり前のように週に何度も同じようなイベントが行われる。
楽しんでいても、何もしなくても、いつかは必ず終わりが訪れる。大事なのは“今”何をしなきゃいけないかってこと。

1月

雪の降りしきる福井の地で一つの決断をした。
gyaoon.hateblo.jpどんなとげとげな道もこれから乗り越えていかなきゃならない。

2月

やっと2017年初の放プリ。毎度のことながら会えない間にこじらせる。
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↑数か月後、この発言が盛大なフラグになるとは・・・。

3月

ついに5年間に及んだ社畜生活にピリオドを打った月。
残務整理や引っ越し準備でヲタクしてる場合じゃなかったんだけど、
ベビキスお披露目だったり、最後のサテライトプラスだったり、結局ヲタクしてた模様。

www.instagram.comあれから1年・・・これから毎年この日になると思い出すんだろうな。

4月

満を持して、関東に戻ってきた。(無職生活スタート)

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順調に現場に戻っていく中で、些細なきっかけから突然イップスに陥ったかのように本現場が楽しめなくなる。
ライブを見続けるのが辛い気持ちになって、悩めば悩んでいくほど、時折通っていたI-Getのシンプルでわかりやすくパッションに溢れたライブが体に馴染んでくる。
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5月

この度、株式会社Cute Blackに所属しておりましたGya0S選手が、 期限付き移籍で株式会社I-Getに加入することが決定しましたので、お知らせします。 なお、移籍期間は無期限となります。

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今思えば笑い話だけど、突然金髪にしたのは何もかも嫌になった(ななにゃーん)から。現実生活に対するモヤモヤ、ヲタ活でのあれこれを一度リセットしたいと思ったから。
何かを得ることはいつだって何かを失うこと。
誰かが笑えば、その裏で誰かが泣いているのも必然。
それでも、ただ一度彼女と道を違えてしまったクアトロの夜のことを思い出すと今でも胸が痛くなるし、重い十字架を背負って出戻ることになるのはまた先の話…。

心機一転の言葉通り、実生活もヲタクもひとまず軌道修正に成功する。
(ヲタク辞める絶好のチャンスだったのにね)
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6月

すっかりI-Getのヲタクになっていた。
旧知の同世代ヲタクもSAY-LAを通じて一堂に会し、オールスターの様相になってきた。
全く意味のわからないタイミングでひーわたん(樋渡結依)にハマり、迷走を極める。

傷口に塩を塗り込むようにデュアリーナのリリイベが行われる中で
レディキスとSAY-LAのTIF出場が決まる。

↑思い返せば2017年アイドルに言われて一番嬉しかったかもしれない。本当に感謝しかない。



推しに会うため(転職の為)に東京(千葉)に戻ってきたのに
速攻で現場が嫌になって行かなくなって、転職生活の展望も曖昧なまま
気づけばあっという間に上半期が終わった。
それなりに楽しく過ごしていたけど、心のどこかに大きな空白を残したまま
季節は日照りの少ない夏へと向かおうとしていた。

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[つづく・・・]