Critical Path

限界工程

あの暑い夏をまた思い出して 輝く太陽思い切り浴びて

2年前から変わったこと。

2つ歳をとったこと。
日本地図の逆方向から関ヶ原に向かうようになったこと。
推しが所属するグループが変わったこと。
推しが卒業を発表したこと。


変わらないこと。


僕がまだ小島まゆみを好きでいつづけていること。



武士道とは死ぬことと見つけたり
生きて帰ったら誰に推し変しようかなんて考えながら合戦に向かう武士はいなかっただろう。いや、そうであってくれ。
このライブは唯一無二のライブである。いつだって考えていたことを歴史上の先人達の思いに重ねながら旅に出る。
卒業が発表されてから一ヶ月。きっとこれが自分にとっても最後の遠征になるんだろうなぁ。という実感があった。
「卒業旅行みたいなもんですから。今回はアイドルはおまけです。」なんて言いながら当たり前の毎日を過ごす中で、内心は気負いすぎているくらいだったし、何よりも楽しみで楽しみで仕方なかった。

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2年ぶりの出演となった放課後プリンセス。1日目、昼は豊臣(サブ)ステージ。
アツはナツい!→ライチレッドの運命→Smile×3→FORZA! OLE!
全体的に赤みが強いセトリで、メンバーが良くいう“激熱セトリ”というやつなんだろう。ただ『Smile×3~笑顔ずっと咲いたままで~』は素晴らしかった。いい曲は色褪せないという真理。少し早めに上がった昼間の花火の先には今日も笑顔が咲いていた。ずっとそう在り続けていたように。

夜は徳川(メイン)ステージ。
ジュリエット→青春マーメイド→古事記しか!
順番は違うけれど、あの時と全く同じ3曲。それでも、僕にとっては意味合いは全く違った。強く思い続けて変えてこれたのも、あの日着れなかった衣装を勝ち取って、ステージに立つ彼女が目の前にいたから。
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2日目。心地よい疲労感と日に焼けた肌が懐かしい。
最後も徳川(メイン)ステージ。
秘密のティアラとジェラート古事記しか!→制服シンデレラ
意識が朦朧とする中での『ティアジェラ』はまるで白昼夢のようで「もう二度と会えないあなたと…」なんてフレーズが余計に沁みた。
『制服シンデレラ』正直言って特別に好きな曲ではない。今までほとんど言及した記憶も無い。それでも晴れてプリンセスになった“証明書”のようなこの曲とともに彼女とまた関ヶ原に戻って来られて本当に良かった。


平成最後の大合戦も終わり、物語は遂にフィナーレへ。
儚いからこそ美しいと歌い続けたその時は確実に近づいている。
彼女にとっても僕にとっても。
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しみったれた文章になってしまったけど関ヶ原めっちゃくちゃ楽しかったです!ありがとう!!