Critical Path

限界工程

終わらぬエンドロールだってあるって証明してやんなきゃつまらない

呆れるほどの暑さが去って、今年も穏やかに秋が訪れた。
人生のほんの短い一部分の中であと何度
こうして好きなアイドルと季節の移り変わりを迎えることが出来るのだろう。
九月は君の月、不思議に引き寄せあったあれから1年が過ぎようとしていた。

―――遡ること1ヶ月半前、お台場の海辺で彼女と僕の世界はまたしても大きく変わった。
『小島まゆみ・・・放課後プリンセス正規メンバー昇格。』

喜ぶ彼女を横目に心の何処かにもどかしさを抱えた自分。
彼女への想いが絶える日は無かったけれど、
心の中は秋の長雨のようにすっきりしない日々が続いていた。

そんな中、この日はやってきた。

9月22日『放課後プリンセスLIVE2016"PRINCESS STORY"』

冒頭の悩みは一曲目に「制服シンデレラ」を踊るまゆみんを見た瞬間に忘却の彼方へ。
この1年間、昇ってきた階段を思い出した。
泣いた日のこと、心が折れかけた日のこと、そしていつもそれを拭い去ってくれる
ずっと楽しかった日々のこと。
フラッシュバックされる思い出が僕を一瞬でエモーショナルな心地へ誘ってくれた。


「秘密のティアラとジェラート」の出色の出来について語らずにはいられない。
一本の名画をそのまま現代に蘇らせた壮大で重厚な間奏と
アイドルらしいキャッチーで爽快なサビとのギャップ。
その中に共存する放プリらしい可憐な歌唱と振り付けがまた世間知らずな王女を彷彿とさせて見事。


この日、最も僕の心を揺さぶったのはやはり放プリユースだった。

正真正銘のラストステージ。
初めて会った時に話してからずっと“好き”を刻み続けた「放送部プリーズ」
どんな時も笑顔にしてくれた「Smile×3~笑顔ずっと咲いたままで~」
こんなに自分の全身全霊を捧げられるグループはもう出てこないだろう。
それでも進み続けなくちゃいけない。そこに小島まゆみはいるのだから。


タイミング的にサプライズな「超HAPPY BIRTHDAY」
これが一番嬉しかったかな。
決して派手さは無いし、中心でいることは多くないまゆみんがスポットライトを浴びて
広い会場の花道を歌いながら駆け抜けてくるあの姿を僕はきっと忘れることなど無いでしょう。


戴冠式
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発表された時は正直に言って茶番だと思ってた。

それでも、気づいたら泣いていた。
1年前まで一生話すことは無いだろうと思っていた女の子の
頭上に輝くティアラを見て僕は涙していた。

なぜだろう。
僕は小島まゆみでは無いし、小島まゆみはもちろん僕では無い。
彼女の夢が叶ったところで、きっと自分の人生に何の影響も無い。
それでも自然と感情が溢れてきた。


きっと誰もがわかってる。
何百回「一緒に人生歩もう!」なんて叫んだってそうならないことくらい。
それでも僕たちは今日も叫ぶ。自分の感情の全てをアイドルに委ねる。


ロミオとジュリエットは、ほんの5日間の出来事。
ローマの休日に至っては、たったの1日。

毎週末、その気になれば週に何度も会える僕等は幸せだと思う。
まだまだ僕たちには紡いでいける物語がある。そのための時間がある。

目の前に好きなアイドルがいる限り。
自分が思っている以上にアイドルは素晴らしいものだから。
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・・・僕のエンドロールはまたまた先延ばしになりそうです。

終わらない歌を奏でて君を幸せにする(TIF2016まとめ)

1年に1度の最高の祭典。Tokyo Idol Festival2016.
今までで一番行く気無かったけど、いざ行ってみたらめちゃくちゃ楽しかった。(ここまでテンプレ)
去年と違って、やっぱり推しがいてこそのTIFだなと思った。

こういうレポは何よりも即時性が重視されると思うので短く簡潔に。

1日目
金曜日は全世界的に平日です。

2日目


3日目


【ベストステージ】
1.SUPER☆GiRLS(3日目・HOT STAGE)
2.アイドルカレッジ(2日目・SMILE GARDEN)
3.つりビット(3日目・SMILE GARDEN)
4.わーすた(2日目・FESTIVAL STAGE)
5.LinQ(3日目・SHIP STAGE)

今年は、DOLL FACTORYとSKY STAGEを全回避できたので例年より余裕を持って動けた。

特筆すべきはスパガ。本当に称賛しかない。
きっとこの先も国民的アイドルグループになることは無いだろうけど、このレベルでは間違いなく不可欠のグループだと証明した。
確かな過去の代表曲があって、ここぞの切り札で使えるグループは本当に強い。
そういう意味で、アイカレ・LinQ辺りは安定して楽しませてくれる。

もう目新しいところ見たいとは思わないけど、わーすたは本当に毎回いいね。
自分の推しがいるグループがここに入れないのは残念。
アイドルフェスで一番大事なのは適切な場所で適切な曲を選択できる判断だとつくづく思う。イチゴいちえの話はもうやめr


【ベスト楽曲】
1.サンバ de CuteCute/東京CuteCute
2.Chuしたい/つりビット
3.ちいさなちいさな/わーすた
4.V to ROAD/LinQ
5.バカだね/放課後プリンセス

あえて『サンバ de CuteCute』の話しかしません。

“あの”アップアップタイフーンすら凌駕する史上最高の「ぎゃおすくん以外に好きな人聞いたことないクソ曲」←最大級の褒め言葉
睡蓮花ライクな出だし、直球すぎるTRFパロ、清々しいまでの\エーオーエーオー/。
関ヶ原で初めて聞いた時は、ハッキリ言って『おっととっと夏だぜ』以来の衝撃でしたね。
それでも実際ライブで聞くと自然にアホになれてしまうのでぜひ一度ご賞味あれ。(別に見なくていいです)

【ベストアイドル】
0.小島まゆみ(放課後プリンセス)
1.渡邉幸愛(SUPER☆GiRLS)
2.山木彩乃(LinQ)
3.西萌葉(東京CuteCute)
4.佐藤春奈(アイドルカレッジ)
5.廣川奈々聖(わーすた)

小島さんと昇格の事は気持ちが落ち着いたら別エントリで書きます。TIFとは全く別。

個人的に今大会は渡邉幸愛・山木彩乃の2強が頭一つ抜けていた。
山木彩乃さんはモデル?っぽい画像見てちょっと違うなーってなってた矢先、SMILE GARDENに出てきた瞬間・・・遅ればせながら完全に“見つけて”しまった。ひと夏のバカンス的な確変もありえるので、もう少しどうなるか見てみよう。

そして、幸愛ちゃん。ステージに立つだけで、どんなクソ曲(イッチャって♪ ヤッチャって♪でさえ!)でもあっという間に笑顔に変えてしまう魔法を持ってる。ラブサマも逆に今では好きになってしまっているくらいw とにかく凄い。もはやただの手を振る仕草すら皇族に見えてしまうほどに。いま最も一挙手一投足から目を離せないアイドルもとい超常現象、フェノーメノ…最高。いや、最幸愛・・・。←ここまでありえんヲタク早口




そりでわ、また来年。(一生ヲタク) ぽやしみ~。
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SEKIGAHARA IDOL WARS 2016

SEKIGAHARA IDOL WARS 2016に行ってきました。
「青春マーメイド」のリリイベが終わって以降ヲタ活モチベは落ちまくってたけれど、
2年前の楽しかった記憶と去年行けなかった悔しさが自然と足を向かわせてくれました。
gyaoon.hateblo.jp

【ステージ紹介】
[徳川]メインステージ [豊臣]サブステージ
[戦国]公園ステージ [下剋上]便所前カラオケステージ

1日目。
東京CuteCute(豊臣)→まねきケチャ→BABY☆STAR→さますと(戦国)→SAY-LA(豊臣)→Cheeky Parade→Chu-Z(徳川)→チャオベラ→アイカレ(戦国)→レディキス(徳川)→神宿(戦国)→放プリユース→らぶどる(徳川)→アイカレ(豊臣)→わーすた(徳川)→Ange☆Reve→放プリREADY TO KISS(戦国)→Luce(豊臣)→Cheeky parade(徳川)


総括:改めて思う、Idol Streetの凄さ。環境や組織としての好き嫌いは別として、メインステージのわーすたチキパはこのメンツでの中では異次元だった。

フェスに行って推しのグループしか回らないヲタクも大嫌いだし、手前味噌になってしまうけど、やっぱり一番楽しかったステージは放プリユース絶対軸があるとフェスが何倍も楽しく感じられるなと今日もまゆみんに感謝感謝。フェスは好き放題暴れられるしな
あとは、レディキス。メンバーが入れ替わっても、何処の場所(海外ですら)でも熱量が高くて楽しい“レディキス”のライブが維持出来るのは本当凄いよな~と感心。

2日目。
わーすた(徳川)→あんじゅれ(豊臣)→GEM→レディキス放プリ→仮面女子(徳川)→チキパ→スパガ(豊臣)→Chu-Z(下剋上)→※レディキス!(下剋上・一般枠)→放プリ(徳川)→らぶどる→スパガ→チキパ(豊臣)→放プリユース→Chu-Z(徳川)→READY TO KISS


総括:アイドルという言葉は、渡邉幸愛の為にあるのか。凄みとか格の違いを通り越した超越的な“何か”に圧倒された。そのあと、がんばって青春とプリサマでアホみたいに踊った。
めっちゃフェス感あって楽しかったなーと思って振り返ったら結局、放プリ・レディキス・アイストで8割近く占めているという罠。

下剋上ステージのカラオケ大会でトップシークレットのイントロが鳴り響いてレディキスが出てきた時はブチ上がった。こういう予定調和じゃない瞬間があるからやっぱり野外フェスはやめられない。落陽と共にメインステージでのトップシークレットも最高だった。
チキパも結局2日間全部ステージ見てしまった。現場に通うことはもう無いだろうけど、やっぱり自分のルーツを辿る行為はこの意味の無いヲタ活の中でも大事なことだと思うし、またそうしたいと思えるグループになってくれたことが嬉しい。Cheeky dreamerはいつまでも色褪せないな…とエモに浸ってた。
放プリ。古事記しか盛り上がってよかったんじゃないかな。せっかく遠くまで来たんだし何か残して帰らなくちゃね。
ユース。もう本当言うこと無し。最高に楽しいし完全に優勝覇権天下取り待ったなしって感じだった。やっぱりアイドルグループは上しか見えて無い時が一番楽しい。最高に楽しいステージだった。フェスは好き放題暴れられるしな



以下、ランキング形式で。

【ベストステージ】
5.レディキス(2日目・豊臣)
4.わーすた(1日目・徳川)
3.SUPER☆GiRLS(2日目・徳川)
2.Cheeky Parade(1日目・ヘッドライナー)
1.放プリユース(2日目・豊臣)

どこからどう見てもアイストのヲタクです。本当にありがとうございました。
キャーーーリィーオーーーーン♪や恋してYESが流れると身体が勝手に・・・。
5位。基本セトリはいつも一緒だけどSTARLIGHT聴けたのがやっぱりよかった。はぁ・・・さやなちゃん
4位。夜の帳と照明の相乗効果!圧倒的なパフォーマンス!次代のWe are the worldこと ちいさなちいさな!いぬねこ!ガシッ!ボガッ!ァタシは死んだ!にゃんぽこら(笑)
3位。This is idol.前述の通り、天井天下渡邉幸愛独尊です。MAX!乙女心やってればぶっちぎりの1位だった。
2位。「C.P.U!?」盛り上がった。イントロで甲子園の優勝校みたいに指突き上げてヲタクと輪になった。一番感動したのはラストの「M.O.N.ST@R」アイドルを素晴らしいものだと思い出させてくれる何かがそこにはあった。
1位。もう本当にいいステージだった。燃え尽きた。フェスは好き放題暴れられるしな。こんな風に文字通り全身全霊をぶつけられるのは小島まゆみだけ。こじましか!!


【ベストアイドル】
3位。西 萌葉(東京CuteCute)
2位。大川彩菜(READY TO KISS)
1位。渡邉幸愛(SUPER☆GiRLS)
神、殿堂入り。小島まゆみ(放課後プリンセス候補生・放プリユース)


どんなに言葉にしてもちっぽけだからこれからも態度で示すつもりだし、他のアイドル褒めすぎて、本人にも2日間疑われ続けたけど、やっぱり僕の好きな・・・は、小島まゆみって結論にしかならないんですよね。いやほんとにマジで・・・

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ありえんこじまゆみが深い。



最後に関ヶ原で出会った今の気持ちを代弁してくれる曲を紹介して終わります。

君と踊るこの世界はいつもいつも輝いて
君が見てるこのステージが時を止めてしまうよ
ただ輝く君に歌う 一緒に繋ぐあの未来を
この笑顔に誓えますか?

Summer Street JUMP!!/さますと
youtu.be

重ねてきた月日の全てに意味があるんだ

好きなアイドルと話して、楽しいライブ見て騒いで、気心の知れたヲタクとメシ食う何物にも替えがたい日曜日。
終わらないものは無いけれど、この心が叫び続けてる限り、僕はアイドルヲタク辞めることはないでしょう。

5月2日

実家(千葉)→東京で、BLAZE(ユース)→Reny(バックダンサー)。
平日で客足も伸びず盛り上がりは今一つ。地方在宅の余計なお世話。
意味を見出すのが難しい対バンの多さに言いたいことは山々だけど、今は耐える時期。

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さて、どうなることやら・・・。

5月5日

放課後プリンセス臨時不定期公演
予定外で休みが取れたので東京へ。結果的に行って大正解だった。
関根とまゆみん2人のぎゅってしたいはレアだし、個人的な思い入れもあってこの2人が並ぶと、ついつい夢を見たくなってしまう。
本体もこの日はインディーズ曲づくしで良かった。これが私の愛した放プリ…2014年初冬…。
Renyの対バン(バックダンサー)はまたジュリエット干されてブーブー言ってた。

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君は何で君なの?僕はどうしてこんなにも君が好きなの・・・

5月14日

誕生日。


怒涛のfav数にアイドル業界が騒然としたとかしないとか。
この場を借りて、改めてありがとうございました。(ツイドル面)

5月15日

放課後プリンセス「和風委員長・道重佐保Birthday公演」
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最高。多くは語らないけど、本当にこういう日があるからアイドルヲタクはやめられねぇなって思えた。

5月22日

ソフマップリリイベ×2
順調に積み重ねるCD、俺の財布は早くも危機!?(ラップ)


思い返すと、今月はぎゅってしたいとパンが好きの1ヶ月だった。

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バックダンサー期間は普通にフラストレーションが溜まったので、約束された楽しいライブを求めてレディキスも行き始める。
ついうっかり流れないようにしないと←

5月29日

放プリユース不定期公演
ヲタクもメンバーも勢ぞろいでまさにフルメンバー公演。
そりゃ盛り上がらないはずが無いでしょ?
これはこれで楽しむっていう一番大事な忘れちゃいけないことが詰まってるライブ。
ついはしゃぎすぎてまた怒られた、反省。反省してま~す←3ヶ月連続
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とにもかくにも「パンが好き」が好きすぎるんだ最近の俺は。
全然沸く曲じゃないけど、メロディがエモくて純粋に好きって気持ちを思い出させてくれる本当に名曲。
早く音源化してくれ小島さん小田桐さん光さん大郷さん・・・

2週続けてレディキスに行く。Chu Chuだけが足りない。

【今月の一言】




・・・言うてる場合か。。。

会いたいんだ今すぐその角から飛び出してきてくれないか

もうすぐ、また1つ歳を重ねる。
毎日のように将来のことを憂う。
夜行バスや新幹線で旅するなんて、
現実逃避に過ぎないことはわかってる。
それでも今はまだこの夢見心地に浸っていたい。
自分の感情に嘘をつきたくないから。…最後の、最後まで。

4月3日

放課後プリンセス@不定期公演
新しい始まりの日。いつものライブだったけど、やっぱりユースの時間は楽しい。
長澤、関根が候補生に昇格。ひとまずおめでとう。

夜はレディキス新体制お披露目→ココナッツ。
推しがいなくても楽しめるコール現場の優良感。あ、とこたん可愛かったっす。
ココナッツではまた会えない時間のダークサイドが発揮される。(俺が?まゆみんが?)
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朝が来るまでユースのことを語り明かした。ちゅっちゅ。

4月4日

対バン×2。ユースは定時前に出番でノーチャン。
接触だけ行ってまた…。結構この時は、心が折れそうな音が…。

ライブ終盤。本体のアンダーで出演。
「さいたま」でアンダーこなしてるの初めて見て胸が熱くなった。
推しがマイク持って歌っている。当たり前のことなんだけど、何だかそのことがとても眩しくて尊く感じられた。
接触もひたすら回った。この日を境にギアが1段上がった。
お互い溜まってたモヤモヤをぶつけられてスッキリ。少しは支えになれたかな・・・。

「さいたま」にはいつも助けられてる。本当に希望の光のような名曲。

4月6日

3日ぶりのココナッツ。短い時間でも行ける時に行っておかないと。
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カウンター以外に座った時は、キャストさんからまゆみんにしか飼い慣らせない動物みたいな扱いされてる←


学生のみんな!お兄さんとの約束だぞ!!


~ここから地獄のような3週間におよぶ在宅期間が訪れる~
推しがベトナムに行ったり・・・繰り返される病み、病み、闇。。。

4月29日

放プリユース不定期公演@ココナッツステージ
待ち焦がれた3週間ぶりのライブ。牧原ゆゆ卒業公演。
アイドルとして踊る最後の曲がジュリエット…ってのは何とも言えない感情が湧いてきた。
調子に乗って騒ぎすぎた、反省。(反省してま~す)


4月30日

放プリユース個別握手・サイン会@ココナッツステージ


もう本当これ最高のイベントだった。前回の消化不良感を完全に払拭するくらい。
握手レポなんて書かないけど、やっぱり小島まゆみが最高に可愛くてたまらない推しなんですよ。



行けない対バンやベトナムがあって、テンションの起伏が激しい1ヶ月だった。
最初と最後にいいことがあったから良かったと思うことにする。

5月はいよいよ「青春マーメイド」のリリイベが始まる。
正直、また同じCD積む生活に戻るなんて思わなかったけど、今はそれさえも楽しく感じられる。
今度は、売り上げや順位じゃない、この先のもっと明確で大切なものがハッキリ見えてる戦いだから。(ヲタク的には)

最高のモチベーションで始まるぎゃおす先生のリリイベにご期待ください。




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冒頭の現実をあっさり忘れヲタ活に邁進するアラサーから

止まないで最高の時よ 進み続けてしまう時間がもどかしいんだ

この1ヶ月、ずっと風邪をひいている。
薬を飲めば一時的に和らぐけど、治ったと思ったら忘れた頃にまた症状が戻ってきて…こんなことをずっと繰り返している。

ふと、何かに似ていると思った。
それは辛さ。アイドルヲタクになってからずっと感じている辛さ。
現場に行って推しに会ったり騒いだりすれば一時的に緩和されるけど、しばらく現場に行けないとまた盛り返してきて…。

風邪はいつかは治るだろうけど、この辛さに終わりが訪れる日はくるのだろうか?
・・・わからない。


激動の1ヶ月だった。
アイドルにハマり始めた頃に熱を上げていた娘が卒業して、よく遊びに行っていたグループは解散して、大好きだったあの娘がいた場所も無くなった。
そして、今一番好きなグループは分裂を撤回し、推しは昇格を果たした。
変わっていくことを受け入れて、喜ばなければいけないはずなのに何だか少し寂しくなる。これから先も同じ方向を見つめて進んでいくことは出来るのか。不安は募るばかり。
“サラバかな?そりゃないな…まだ中途だから。”


3月6日

スターアイドルフェスティバル@ベルサール秋葉原
今日日、珍しいくらい規模のデカい割に運営がずさんなイベントだった。
出演者は充実していたので、レディキス・ルーチェ・アイカレ辺りは普通に楽しめた。
ユースは持ち時間が少なくてあまり覚えてないけど、沸いたと記述があったので楽しかったのだと思う。

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3月9日

中二日で東京。ユースの現体制ラスト対バン(の予定)だったから行った。
放プリユース、新メンバー「牧原ゆゆ」加入を発表。

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色々なことが終わりに近づいてると感じながらも、とても楽しかった。
ココナッツでは忘れられない思い出もできた。twitter.com

3月13日

中三日でまたまた東京。旧戦友の推し現場の晴れ舞台を見学。
minAmin@東京アイドル劇場
一度見ただけでは何も偉そうに言えないけど、奇を衒わずに基本に誠実なグループだなと思った。何よりもヲタの熱さが伝わってきた。
ライブ後はまたココナッツ。ホワイトデーには。

twitter.com
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出会った時からずっと死にてぇくらい幸せです、俺は。

3月19日

長澤茉里奈・関根ささら、放プリユースへの残留発表。神谷愛理、卒業発表。
ameblo.jp
ホッとしたけど、辞めてしまうメンバーのことが先に思い浮かんで素直には喜べなかった。

放プリユース個別握手会・サイン会
\運営、もっとがんばってくれ/
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何ですか?この罰ゲームはww

3月20日

gyaoon.hateblo.jp

twitter.com
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朝4時までヲタクくんと呑んだ。2時に熱くなりすぎてちょっと泣いた。(アイドルの話で)

3月21日

放プリ山口みらん生誕@O-WEST
ジュリエット(チャントver.)でヲタが大合唱したのめちゃくちゃいい演出で感動した。
実用化してくれるクラブ待っとるで!大郷、ハンパないって!

twitter.com

充実した3連休だった。最後にココナッツでちゃんとお別れできたのも良かった。




また現実に戻ってきてしまった。しばらく会えない辛さと戦わなくちゃ。
ヲタクの焦燥など露知らず、ライブは続いていく。今日も明日も明後日も。

youthful days

「青春とは人生のある期間ではなく、心の在り方をいう。」
(サムエル・ウルマン『Youth』より)

グループ結成から1年、小島まゆみ加入から半年、俺が現場に通い始めて5ヶ月…。


生きていた。


長澤茉里奈は、
関根ささらは、
神谷愛理は、
泉美桜は、
小島まゆみは、
そして俺達ヲタクは、


紛れもなく「放プリユース」として、その青春時代を生きていた。



いみじくも、ハイデガーが言ったように
「人間は死を意識して初めて生を意識する」ものだ。
石谷光さんは「失ってからそれに気がつくなんてバカだね」とも言ったけど。
アイドルもきっとそういうもんなんだろう。
限りあるからこそヲタクも生きる。そして、命を燃やす。

分裂が発表されてからこの1ヶ月半。
人生でもうこんなに無茶することは無いだろうなってくらいヲタクした。
平日だから、仕事だから、地方だから、遠征民だから・・・。
そんな言い訳は一切したくなかったから。
とにかく小島まゆみとユースのことだけを考えた。
2,3年早く腰が曲がろうが、5年早く死ぬことになろうが、どうでもいい。
大袈裟にそんなこと考えながら、夜行バスに揺られ週に何度も東京への往復を繰り返すくらい。
俺たちに残されたのは今この瞬間しか無かった。ガムシャラに駆け抜けた。



ここまで放プリユースに夢中になれたのは、理由がある。

一つは、ユースのライブが初めは大人しくてつまらなかったから。
メンバーもヲタもみんなそう感じていたと思う。
メンバー側から「もっと盛り上げてほしい」なんて言われるのは、辛いことだし
俺からしたら何の為にヲタクやってんだよって言いたくなる。

そんなことがあってから、
下手に張り付いて自己満足のゼロズレばかり狙っていた自分も意識が変わった。
同じような考えを持つヲタクを探して、一緒に真ん中に集まってみんなでライブを楽しむようになれた。
アイドルだってヲタクだって、難しいこと考えず楽しそうなのがいいに決まってる。
ユース現場は、ヲタ同士がそれぞれの推しを尊重して譲り合い、変に荒れることもなく、盛り上がるライブが出来る現場になった。
長い冬が明けるように、気づけばたくさんの笑顔が咲く現場になっていた。
ありがとう、関根。

もう一つは、去年2ヶ月ほど行けなかった直後のライブで
まゆみんから「ピンクのサイリウム振ってくれる人が少なくて寂しかった。」と言われたこと。
これは本当に無力感に襲われた。自分一人でどうにかなることじゃないけど
もう少しも悲しい思いはをさせたくない。彼女の孤独や不安を終わらせる為に俺はヲタクやってると思うから。
行ける時は逃さず行こうと思ったきっかけだし、彼女がいないと今の俺はいないから。
まゆみんの前からピンクの灯を消しちゃいけないと思ったから。






3.20。長かった冬が終わって、ようやく渋谷にも春が芽吹き始めていた。
プリンセスを目指す娘、新たな夢に向かう娘、それぞれのヲタの思いも抱えて、始まったライブ。

楽しかった。もうこれ以上ないくらい楽しんだ。
メンバーもヲタも全員ひっくるめて熱い本当に熱い放プリユースだった。

そして、待っていたのはハッピーエンド。
地味で真面目しか取り柄が無い(自称)女の子を宇宙一幸せにするアイドルの神様がくれた粋なプレゼント。


小島まゆみ、放課後プリンセス候補生昇格―――。

知ってるよ。まゆみんが真面目で面白いこと言うタイプじゃないことくらい。
意地っ張りで強がるくせにホントはすごく寂しがり屋で。
でも自分がこうだって決めたことは絶対に曲げない強い意志を持ってることくらい。
世界中の誰より知ってるよ。何度でも言うよ、おめでとう。


それともうひとつ。
みんなに伝えたいのは「ありがとう。」

まりちゅう、関根。戻ってきてくれてありがとう。
まゆみんの前では弱音を吐かないように我慢してたけど、1ヵ月半ライブに行く度に
バラバラにならないでほしい、まだまだ一緒に続けたいって毎日思ってたから。
今はまだ正しい選択かわからないけど、2人にはたくさん頼もしいヲタがいるから何も心配してない。

仁菜ちゃん、ゆゆちゃん。ユースを選んでくれてありがとう。
たとえ何処に住んでいようと、どんな背景があったとしても、2人がここを選んで良かったと思える場所にするから。

りぃちゃん、さくら。数え切れないほどの笑顔をくれてありがとう。
2人がいなくなってしまうのは寂しいけど、一緒に過ごした日々はずっと忘れないから。
アイドルじゃなくなっても、水色とオレンジがこれからの二人の人生を彩り続けてほしいと本気で思う。

まゆみん。ありがとうじゃ足りないけど、ありがとう。
ライブアイドルになる決断をしてくれたこと、推しが増えなくて悩んでたけど辞めずに耐えたこと、グループがバラバラになりかけても自分を曲げずに残ってくれたこと、大切な黒髪を染めるくらい何かを変えたいと思っていたこと。
全部にありがとう。思い返してもたまらなく愛しい。




人が誰かを心から好きになるって感情は本当に尊い。
たとえそれがアイドルとヲタクであっても。いや、だからこそ。
ジュリエットって曲にはそんなヲタク達とアイドルの大切な想いが詰まっていて、いつも泣きそうになる。

きっと、本気でアイドルヲタクなんかやっても人生において
何の意味もないことくらいとっくの昔にわかってる。
突き詰めていく先は、もはや趣味ですらないと思う。
それでも、俺はこの人生でアイドルヲタクをしてきたことに後悔は無い。
(そりゃ、ちょっとはあるけどさ…)
きっと生まれ変わってもアイドルヲタクをすると思う。
こんなにもたくさんの感情を与えてくれるのは、家族でも恋人でもなく、アイドルしかないって知ってるから。

またそんな風に思えるようになったのも放プリユースとそのヲタのおかげかな。
笑顔を取り戻させてくれてありがとう。最高のグループに出会わせてくれてありがとう。
ここが俺の居場所だって言える。これからも一緒に最高のパレードを続けていこう。



出会いの春、別れの春。
心に若さがある限り、それぞれのユースはずっと続いていく・・・。
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~放プリユース第一章・完~